実施日 10月25日(水)
「三峯神社と妙法ヶ岳」ハイキング報告
天候は 曇り時々晴れ
JR橋本駅に午前8時集合。
参加者 24名(内男性6名、女性18名)。
三峰山は、雲取山、白岩山、妙法ヶ岳の三山を総称する山名と言います。しかし最近では三峰神社のある一帯を三峰山と言うようです。三峰神社は日本武尊が東征の時、雁坂嶺の難所で道に迷っていると白い狼が姿を現しこれを先導したとの故事に由来する神社で、イザナギ、イザナミの二神を祭神としている古い神社です。
定刻に集合後、橋本駅からバスで高速道路を経由し「あしがくぼ道の駅」で休憩後、三峯神社ビジターセンター前駐車場まで直行した。参加希望者が多数おり補助席まで使って車中は窮屈であった。バスの中から見る山中は美しい紅葉を堪能することができた。
三峯ビジターセンター前で準備体操をしたのち出発です。
しばらく進むと道も登山道に変わり勾配も急になってきます。やがて小さな鳥居が現れてくると、妙法ヶ岳への分岐点。右手の道は雲取山へ登る登山道です。
この付近はすでに紅葉の真っ最中。黄色く色付いたブナや真っ赤なカエデが美しいところです。
登山道は次第に急になり、木の根と露岩の混じった尾根道を登るようになります。
あたりは杉の植林地で見事な杉林が見られます。登りが一段落したあたりに休憩用のベンチが設置されています。ちょうど平地になっていて、ひと休み。
ここから先が本ルート中で一番辛い登りです。ペースを守ってゆっくりと登りました。左の尾根に向かってジグザグに登っていった最後に休憩場所に到着しました。
ベンチやテーブルが設置されていて、木陰の中の大変気持ちのいい場所です。
きつい登りもここまです。ここからは山腹をたどる穏やかなルートになります。山腹の途中から樹幹越しに妙法ヶ岳のピークが間近に望めました。
稜線のベンチから奥宮五の鳥居までの北斜面は左手が切れ落ちていて少々恐怖心を感じました。休憩場所から10分程度で奥宮五の鳥居に到着し、ここには東屋も設置されています。時刻は12時30分ここで当初予定では昼食をとることになっていましたが参加メンバーが昼食後の登りはきついということで妙法ヶ岳まで続けて登ることとしました。
奥宮五の鳥居からは岩場が始まります。1329mのピークを巻くようにして尾根筋をたどります。ピークを過ぎるとすぐに急な下りの階段が現れます。手すりと階段はしっかりしていて安心でした。
階段を下りて少し歩くと大変急な上り階段となります。当初メンバーの体力を考慮してこれより先は断念する予定でしたがメンバーの強い要望で希望者(ほぼ全員)のみ登ることとしました。急な階段の上部は垂直に近い岩場となり、鎖屋や手摺りにすがって登ると急にあたりが開けて明るくなり奥多摩の山々、雲取山等が望めました。
山上には小さな祠の建ち、狼の狛犬が守る奥宮があり妙法ヶ岳の山頂です。
山頂で記念写真撮影後、山頂は狭いので登ってきた急な岩場、階段を恐怖心を感じながら、手すりや鎖にしがみつき降りました。
13時40分ごろ五の鳥居付近の東屋まで戻り遅いで昼食をとりました。
昼食後元気が出たのか登ってきた道をハイスピード(?)で三峯神社へと下山しました。
三峯神社の山門をくぐり三峯神社社殿の前で?会員の25回ハイキング参加記念の表彰を行い
階段を上り社殿に参拝し記念写真を撮影しました。
その後、バスに戻り3時過ぎに帰路につき途中、朝に立ち寄った「あしがくぼ道の駅」に立ち寄り何人かは地場産野菜等を購入し満足げにバスに乗車、一路橋本駅に。途中渋滞等があり橋本駅に予定より遅れ18時40分頃何の事故なく無事到着、「三峯神社と妙法ヶ岳」ハイキングを解散しました。
(内 田 記)