〜平成17年9月 : 第57回・・・鋸山(房総)〜 

鋸山で
鋸山、日本寺前で

健生MLの皆様、ハイキングの会 世話役の井上(精)です。 9月17日(土)、晴れ、鋸山(330m)に8人(内女性3名)で登って来ました。

 東京湾に望むのこぎりの歯のようにぎざぎざした山で知られている山です。
 皆様、遠足や観光で鋸山へ行かれた方は沢山いると思いますが、下から自分の  足で登られた方は少ないのでは?たかが330 mの高さですが、海抜0mからだと  思ったより登り甲斐がありますョ!
 京急久里浜駅8:35集合、久里浜港9:20発のフェリーで金谷港へ。
 浜金谷駅前の通りを過ぎ、内房線のガードを抜けて、急な石段の道が登山口です。
 ここは、鋸山の裏参道で、岩盤を削ったり、石材をならべた急な道が続き、先人の労  苦を感じました。
見晴らしの良い観月台を過ぎ、急峻な石段の道を登りった尾根の  一角が日本寺の北口、11:40着。ここで拝観料600円を払わないと山頂には行  けないシステム?
 この日本寺は1300年程前、高僧行基により開かれた寺で、慈覚大師、弘法大師  等が修行したといわれる古道場で、境内には千五百羅漢の石仏群、百尺観音や奈良  の大仏より13m程高い日本一の大仏があります。

 山頂、展望台、11;50着。東側の地獄のぞきは岩場が空中にせり出し、手すりは  あるものの、切り立った岸壁の上で、スリル万点でした。
 途中ですれ違った大柄な外人のグループから、ストックを持ち、汗まみれの私グループ  を見たせいか、「Hello!、コンニチハ!」と声をかけられ、「何か、尊敬の眼差し?」  のようだったと、話がはずむ。(あんな大きな身体の外国人がケーブルで、小さな私たち  が急な山をのぼってきたのだから、、 そうかもね!など)  12:45,大仏の横の広場で遅めの昼食。展望は素晴らしく、眼下に小島や入り江  内房の海が輝き、一方、房総の山々が、高く、大きく感じました。
 13:35、下山は開始、仁王門を抜け、風情のある表参道へ、 「引きおろす 鋸山の 霞かな」長谷川馬光の句碑を見つけました。
 (小林一茶は、馬光の孫弟子とか)
 表参道をの山門をでると、保田駅までは田舎の田園地帯が続き、出始めたススキの穂、  赤トンボ、ガマの穂、など、遠い昔のままの風景がなつかしかった。一生懸命歩いたが、  保田駅着、14:30着、一時間に一本の電車に間に合わず、急遽、タクシーで浜金谷港  のフェリー乗り場へ。
 15:30発、久里浜行きに乗船、ホットした気分で船尾に真新しい客室コーナーを見つける。
 一見、一等客室のような豪華な感じ、何か偉くなった気分、更に、Hさんからフェリー乗り場  近くで新鮮な寿司の差し入れがあり、皆さん、大歓声!
秋の天気もよく、展望もよく、船にも乗れ、ちょっとした航海気分も味わえ、美味しいお寿司も  いただけ、とても、得をした気分の一日でした。  ご馳走さまでした。
 ★ 次回、10月22日(土),丹沢・三ノ塔です。     小田急・秦野駅前バス停。8:55発「ヤビツ峠行きに乗車。   

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