自然とふれあい 健生ハイキングの会 自然に学ぶ
〜第278回 大野山(西丹沢)
めっきり冬らしい季節となった快晴の12月16日(水)に、当ハイキングの25年の長い歴史の中で正午頃に集合して目的の山に出発という初めての試みを総勢12名(うち男性3名)で行った。
この狙いは、山をゆっくりと歩いていて夕刻になってしまい、辺りがうす暗くなったという事を想定した歩行訓練も兼ね、本催行に参加される方にはヘッドライトの持参をお願いしていた。加えて、各自の体力把握の目的とした大野山ハイキングであった。
当日は、小田急線新松田駅に11時に集合し、御殿場線に乗車して谷峨駅に11時19分に参加者全員が揃い、簡単なミーティングとストレッチをして元気に山頂目指して出発した。
スタート直後は一般道だが、皆さんに寒さ対策を依頼していたので、登山道に入る前に服装調整を行い登っていった。途中、まだ紅葉が綺麗に残っていて目を和ませてくれるし、12名という隊列のため先頭から最後尾まで目が届くし、且つ、最後尾には幹事の川島さんを配置していたので安全な体制での歩行であった。
途中の東屋で暫し休憩とモグモグタイムで栄養補給をし、更にストックの準備も行い、次の休憩場所を目指して出発した。周りの木々もすっかり冬に備えているようで落葉を踏みしめ、ススキの群生を通り、途中、大島や遠く房総半島なども見えたし、富士山の全貌も見えて疲れなどない状況であった。そして、最後の休憩所で水分補給して頂上へ向かった。
頂上には14時前後に到着したが我々の貸し切状態だった。また、日陰には残雪があり驚いた。そこでモグモグタイムと眼下の丹沢湖やダムなどの眺めを堪能し、そして富士山をバックに集合写真を撮り下山を開始した。
登ってきた同じ道なので足取りは軽やかでコミュニケーションを取り、時折紅葉やススキを楽しみ、東屋で休憩をはさみながら慎重に下りた。そして、16時には谷峨駅に到着した。
16時ではまだ明るくヘッドランプを使うことなく終了したが、電車に乗り30分もすると辺りは薄暗くなり、車窓からは寒々しさが伝わってくる。
今回の山行では天気に恵まれたが、山の天気は急変し、冬場は暗くなるのも早く、ハイキングは全て好条件とは限らず、色々な予期せぬ事態を想定し、各自の体力や装備を自覚することが必要であり、毎年この大野山ハイキングを通して学んでいく予定をしている。
(記 赤間)
動 画
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御殿場線松田駅で乗り換え |
谷峨駅前で概要説明
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ストレッチをして
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出発です |
登山口に到着 |
紅葉もいっぱい |
緩やかな道です |
暑くなってきたので着替え |
そして登っていく |
富士山だ |
ススキの中を行く |
見晴らし良し |
休憩も取って |
もいすぐ山頂だ |
雄大な富士が・・・ |
箱根の山並みが・・・ |
山頂到着で寒い |
富士をバックに記念写真
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再度ストレッチで下山準備 |
谷峨駅に下る |
途中の紅葉1 |
紅葉2
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