平成23年8月 : 第135回 田沢湖高原(平成23年8月19日〜22日)

あみだ池
男岳へ
男岳山頂へ
男岳から眺む男女岳
男女岳山頂
稜線を歩く
乳頭山山頂へ
乳頭山山頂
山野さん75回参加表彰
秋田駒八合目

 健生MLの皆様、ハイキングの会の皆様 世話役の井上(精)です。

 恒例の夏季合宿で、8月19日(金)〜22日(月)(3泊4日)、秋田県 田沢湖高原温泉に21名(内、女性8名)元気で行って来ました。

 天気予報では、全国的に集中豪雨などで心配しましたが、行きは雨、中 二日は晴れ、帰りは雨で、まさに、ラッキーでした。

19日(雨), ,横浜西口8:20発のッアーバスで、一路東北道を北へ、7つの 県を越え、約10時間で、田沢湖ハイランドホテル山荘、16:30着。

 20日(晴れ)、秋田駒ヶ岳八合目まで、バスで行き、岩場のある男岳(1623m) と秋田駒ヶ岳(最高峰・男女岳1637m)を往復し、阿弥陀池を経て、横岳、 焼森の尾根から八合目まで戻るコース。

 秋田駒ヶ岳は花の名山としても知られ、 白いウメバチソウ、紫色のツリガネニンジン、タテヤマリンドウ、赤紫のワレモコウや 縦走路の焼森山の火山砂礫の道には、高山植物に女王と言われるピンク色の コマクサを見ることが出来、目を楽しませてくれました。

 21日(霧雨、後晴れ) バスで乳頭温泉郷へ行き、孫六温泉と黒湯の間の長い 樹林帯から稜線上の広い田代湿原に出て、乳頭岳を往復。頂上は大きな岩盤 で、片側は断崖絶壁となり、反対側の緩やかな斜面とは対照的でした。

 今回、山野義幸さんに通算75回参加賞を乳頭山山頂で差し上げました。

 湿原沿いや山頂直下には、黄、紫、白等、見事な花々の群落や赤トンボ群れ 飛ぶ姿は,既に、秋の到来を告げていました。
男性的な秋田駒ヶ岳と違い、 乳頭山は女性的ななだらかな姿で、東北特有なアオモリトドマツの針葉樹林や 湿原が広く続き、北欧的な風景でした。

眼下には、青い田沢湖が綺麗でした。
下山後、乳頭温泉郷の秘湯の黒湯や孫六温泉など、入浴等、自由解散としました。

 22日(雨)、ホテル、10:10発バスで一路、東北道から横浜へ。
途中、地震のため屋根瓦が崩れ、まだ、未修理で青いシートを被った家 多く残っていました。

災害救助のためか、自衛隊、警察の車や多くの若い隊員 の姿がありました。雨のもかかわらず、予定より早く19:30、横浜着。

 1.今回、会としては、少し、きついコースでしたが、秋田駒ヶ岳と乳頭山を   全員、登ることが出来、天候にも恵まれ、変化に富んだ山容と豊な高山    植物や広範囲で大きなブナ林に魅せられ、自然の景観は素晴らしく、山麓   の渓谷美も見事でした。

 2.東日本大震災の被害者(福島、宮城)の家族の皆さんも同ホテルに滞在し、   食堂や廊下ですれちがう時、もの静かで、お元気そうでしたが、少しでも早く、   普段の生活に戻れることを願わずにはいられませんでした。

 
 父不明 津波被害の 子等家族 山の湯宿で 仮設の日待つ

    次回予定:9月22日(木) 「日向薬師周辺散策」  小田急・伊勢原駅北口、9:15発バス「日向薬師」行きに乗車 。。。。。。。。。。。 井上精司(健生ハイキングの会)


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