峰の薬師 |
休憩 |
峰の薬師山頂 |
健生MLの皆様、ハイキングの会の皆様
世話役の井上(精)です。
1月20日(土),薄曇り、本年初のハイキング、峰の薬師(370m)(津久井)から南高尾山稜を
登って来ました。(参加者15名、内、女性5名)
大学入試センター初日にあたり、朝から雪がパラつく寒い日(大寒)でした。
am.9時、JR橋本駅北口に集合し、「三ヶ木」バスに乗車、ほぼ、私達で貸切状態でした。
峰の薬師は神奈川県の北部にあり、奥多摩方面へ続く「関東ふれあいの道」上にあって、
臨済宗の金龍山東慶寺と称し、約500年前に建立され、薬師如来が安置されている古刹
です。
昭和40年に津久井ダムが建設されるまでは、自然豊な津久井渓谷で、谷底から見ると
山の頂上にあり、峰の薬師と呼ばれた所以とのことです。
南高尾山稜の南面にあたり、地形
上、冬は暖かく、桜の開花も他の地域より早く、特殊な環境にあるようです。
ダム完成以降は車道から直ぐ登山口となり、境内には、子育て地蔵、鐘楼など、冬枯れの
の季節も重なり、さびれた感がありました。
小説「姿三四郎」(富田常雄原作)の決闘の舞台
となった石碑があたかも、現実のように大きく見えました。
眼下には、津久井ダムや道志の
山並みや津久井の町並みが一望出来、桜や新緑の時期は絶好の場所と思われます。
天候が下り気味の予報もあり、am11.奥の院の境内で、早めの昼食、寒さで手がかじかむ
中で、コンロで沸かした暖かい飲み物の湯気までが元気付けてくれました。
12時出発、緩やかな尾根沿いに無線中継塔を越え、三沢峠、泰光寺山(474m)を巻いて、
西山峠へ。途中、枯葉を踏みしめ、冬空に名前の判らないの山々がなだらかに続く。
12:35、西山峠から右折し、入沢川の沢沿いに下る。涸れ沢から小さな流れを幾つも渡り、
次第に川幅が広がり、まさに、川の源流から川の生い立ちを知る体験でした。
山麓の部落、梅の木平に着く頃、新たな中央高速道の工事による巨大な橋脚工事が建設
中で、トラックの往来、真新しいモーテルが目立つなど、興ざめでした。
10年程前、静かな
山里の記憶が嘘のようでした。
14時、高尾山入り口の表参道着、新春の初詣客で賑わう中を通り、京王・高尾山口駅に近い
蕎麦屋で、ビールと酒で、小一時間、今年一年の計を和やかに語り合いました。
次回 2月17日(土) 富山・349m(房総)
京急・久里浜駅改札 8:45集合