日向薬師仁王門 |
日向薬師境内
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記念写真
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彼岸花の道 |
彼岸花
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日向山下山 |
健生MLの皆様、ハイキングの会 世話役の井上(精)です。
9月23日(日),秋分の日、幸いにも大型台風14号が伊豆諸島沖を東に逸れ、
爽やかな秋日和となり、伊勢原の日向山(404m)に17名(内、女性5名)で
登って来ました。
伊勢原駅北口から9:15発、日向薬師行きバスの乗車。バス停から15分程で
表参道の石段、仁王門をくぐり、日本三大薬師の一つ、日向薬師へ。
樹林帯、静かな境内、茅葺きの本堂など、深山の赴きがあり、古くから修験道の
行場として知られたところです。
10:15、薬師のすぐ裏の細い登山道に沿い、静かな樹林帯を迂回しながら
山頂へ。10:55、日向山(404m)山頂着。周辺は東側の一部のみ展望が開け
るものの、小さな祠があるだけでであまりパッとしない。
一般に、山頂から七沢温泉方面に下山する人が多いが、今回は、反対の西側
の梅の木尾根を行くことにしました。昭文社発行のガイド地図にはルートが載って
いないものの、山道は整備されていいるとのこと。
静寂な樹林帯を行く。無名のピークを越え、途中、苔急斜面のむした巨岩を
越える時はお互いに声を掛け合い、慎重に通過しました。537mの無名のピーク
に、12:05、着。樹林帯のため、見通しはきかなかいものの、静かな森林と渡って
くる風は爽やかで、涼しいくらいでした。昼食後、通算25回となる山野政枝さんに
賞状と参加賞を拍手でお渡ししました。
12:35、早めに、浄発願寺奥の院を目指し、下山開始。頂上付近にいると
いうスズメ蜂にも、会わず、ラッキー!
急な痩せ尾根や奥の院に下る急斜面の狭い道をトラバース(横切る)も慎重に下
りました。
13:20、巨大な一枚岩の下にある浄発願寺奥の院の小さな岩屋に着。
浄発願寺は、男性の罪人の駆け込み寺で、慶長年間(1608)開山されたが、
昭和13年、山津波で全山が流され、現在は岩屋のみで、首の無くなった仏像が
立ち並ぶ姿は不思議な光景でした。
谷あいの道を抜け、13:40、林道に出る。
石雲寺を過ぎ、途中、日向渓谷沿いにある、伝説による大友皇子の陵(古廟塚)
に立ち寄りました。(壬申の乱で逃れ、日向薬師山中に隠れ住んだとのこと)
古い街道、日陰道を通り、黄金色に輝く稲穂の畦道の咲く真紅の彼岸花を見な
がら歴史と伝説の里、日向薬師を後に、15:05発のバスに乗る。伊勢原駅前で、
いつものように、反省会。無事、下山と爽やかな秋日和に感謝して!
次回 10月16日(月) 生藤山(990m)
中央線・藤野駅前、9:05発「和田」行きバスに乗車