芦ノ湖西岸・深良水門近く |
芦ノ湖西岸歩道 |
健生MLの皆様、ハイキングの会の皆様
世話役の井上(精)です。
全国的に集中豪雨被害のニュースが報道されているこの時期、多少、申し訳ない気持
をもちながらも、7月22日(土),定例の箱根・芦ノ湖西岸歩道を歩いて来ました。
幸い箱根地方の天気は曇り、午後、一時、晴れマーク、予定より少し早い、小田原
8:40の箱根町行きのバスに乗車、「関所跡」で合流した箱根・仙石住人の高島慶次
さんも含め、総勢15人(内、女性5名)。
箱根マラソンのゴール地点を通り、観光船船着場の賑わいを横に10:00出発し、湖岸
の道を行く。箱根の山々には霧が昇り、天気が回復か?幸先が良い。蒸し暑さもなく、
爽やかな風は心地よい。今日は、上り下りは無い平坦な道だが、少し長い道程だ。
案内では、「三ヶ石岬を回ると白浜がある」とあるが、ここ数日の雨の為か、湖が増水し、
白浜らしきところは無く、なごり程度がうかがえた。歩いてみてわかったが、芦ノ湖には、
幾つもの小さな半島があり、箒ヶ鼻、百貫鼻、小杉鼻などの名前がありました。
途中、1ヶ所、雨で道が崩れ、危険な所がありましたが、皆、慎重に通過しました。
昼食の適当な場所を探しながら真田着、13:00。湖畔にで出ると、僅かながら砂浜
があり、対岸が見える展望の良い場所で湖畔の波打ち際に一列に並び、昼食。観光船
や水上ボートに乗った若者の水上スキーが近づく度に大きな波が足元まで寄せていました。
13;45、出発、杉林やくま笹の道を通り、途中、アジサイや咲き始めた山百合の大輪が
見事でした。ウグイスの声や久しく聞けなかったヒグラシ(カナカナ蝉)の大合唱に自然の豊か
さを感じました。雨によるぬかるみはあったものの、全般的に道は整備され、新緑や紅葉の
時期も静かで良いと思いました。
亀ヶ崎岬を左へ回り込むと深良(ふから)水門着、13:45.
これは、昔から神奈川と静岡の水利権で争われたところで江戸時代に旱魃解消の為、
箱根外輪山をくり貫き静岡県深良村へ灌漑用水として出来たもの。
概観はリニューアル
されたようですが、礎石部門は土木建築上、当時の水準を高さを伝えている貴重なもの
とのことです。
つづく、湖尻水門の上を通り、林間のキャンプ場を過ぎると、湖尻の船着場の横に出ると、
直ぐ、桃源台バス停で、15:00、皆、元気で到着。
今回は芦ノ湖半周(西岸)を歩く約3時間半のコース、「多少、疲れたものの充実感が
あり、何か得をした気分」とSさんの声。
帰路、バス内では、地元、高島さんが、名観光ガイド振りを発揮していただきました。
16:20、小田原着。今回は、適当な場所が見当たらず、いつものカンパイ!はヤメテ、
素直に解散しました。
次回 8月21日(月)〜23日(水) 新潟・妙高高原合宿(赤倉温泉)
★21日(バス)横浜西口・天理ビル前7:30発〜町田・市民ホール横8:30発