実施日:2023年8月2日〜4日
集合:14時30分、鶴岡駅
参加者:女性:8名、男性:6名 計14名
第314回 月山・羽黒山(山形)
月山は、深田久弥の『日本百名山』の一座であるが、田中澄江の『花の百名山』でもあり、降雪が多く、広大な稜線や湿地帯は花の宝庫である。
湯殿山、羽黒山とともに出羽三山のひとつに数えられ、山頂には月山神社が鎮座する。修験の山、信仰の山として知られ、多くの修験者や参拝者が訪れる。
8/2(水) 晴れ
14:40 鶴岡駅改札口集合。
鶴岡駅前から送迎バスで宿泊先の「休暇村 庄内羽黒」に向かい、到着後、「月山ビジターセンター」やウォーキングコースなどを散策した。入浴および夕食後、各自早めに就寝。
8/3(木) 晴れたり曇ったり
月山8合目までタクシー会社のマイクロバスで送ってもらい、準備体操をした後、7:30過ぎから登山開始。ゆっくりとしたペースで、幾多の池塘と高山植物が咲く広々とした弥陀ヶ原に入り、月山中ノ宮(弥陀ヶ原参籠所)を経て、無量坂の緩やかではあるが長い登りを登っていく。所々に急な登りもあったが、登山道脇に咲く花々に力をもらいながら9:50に仏性池小屋(月山9合目)に到着。
休憩後、上りが続き、最大の難所「行者返し」に到着。大きな岩の間をよじ登っていく。時間的には10分程度あるかないかだがエネルギーを消費する。
その後は比較的平坦な道が続き、時折、高原の涼風が吹き抜ける登山道を彩るのは夏の花ばなであった。
11:30 待望の月山山頂到着!標高1984メートル地点は神社の中にあり、入口でお祓いを受けてお参りする。昼食後、50回参加者(2名)の表彰を行い、全員で記念撮影。
12:30 下山開始。下りはより慎重に歩き、休憩も多めに取る。
15:45 長い下りに疲労感が増す中、ようやく登山口に戻る。朝と同様、マイクロバスで休暇村に帰る。
18:30 夕食(「羽黒会席」)。美味しい料理とアルコール、そして自己紹介も交えた楽しい会話で登山の疲れを癒やした。翌朝も早いので早めに就寝。
8/4(金) 晴れ
06:40 休暇村のバスで出発。出羽三山神社の早朝参拝「朝御饌祭(あさみけさい)」ツアーに全員で参加。神様に朝ご飯をお供えする神事に許可をいただいて特別に参加するもので、厳かで貴重な体験が出来た。参拝記念のお守りをいただいて、宿に戻り朝食。
09:00 「羽黒山石段ウォーキング」ツアーに参加のため、休暇村のバスで出発。2446段の石段登りにチャレンジ。猛暑もありかなりキツイ登りだったが、全員無事完登!
13:45 鶴岡駅へ休暇村のバスで送ってもらう。鶴岡駅前到着後、自由解散。
今回の山行は、もちろん本命は月山登山であったが、それに加えて羽黒山神社の神事に参加させていただいたり、2446段の石段登りを体験したり、と盛りだくさんの内容であった。猛暑の中、熱中症も心配されたが、参加者の皆さんのご準備とご協力で無事下山ならびに帰宅できた。天気にも恵まれ、思い出深い山行となった。
(曲尾 実 記)
● 画像の上でクリックすると画像が拡大します。
月山8合目
動画はここをクリック
いよいよ山頂目指して出発 動画はここをクリック
月山9合目に到着
動画はここをクリック
山頂が見えた
動画はここをクリック
もうすぐ下山完了、最後のラストスパート
動画はここをクリック
夕食の団欒
動画はここをクリック
羽黒山石段ウオークの説明 動画はここをクリック
ゴール