自然とふれあい        健生ハイキングの会        自然に学ぶ

〜第285回 六国峠

6月9日(水) 例年の梅雨時というイメージとは大違いの稀に見る晴天に恵まれ熱中症が心配な天気でした。参加者18名(男性5名・女性13名)で六国峠ハイキングを楽しんできました。 (内田 記)

 

    動 画


 9時京浜急行金沢文庫駅に集合、


 本日のコースの説明・準備体操の後、身支度を整え9時10分ハイキングに出発。


金沢文庫駅の駅前からハイキングコースが始まります。案内板に導かれながら市街地を進むと谷津の庚申塚があります。登山口はその先


  急な石段を登ると雑木林の中を緩やかに登って行くハイキングコースが続いています。

 たどり着いた広場は能見堂跡です。寛文年間、芝増上寺の末寺として建てられた地蔵院跡で、心越禅師が金沢八ヵ所の勝景を漢詩に詠んだ金沢八景のひとつです。能見の語源は「能(よ)く見える場所」から名付けられたとか、近くに紹介されていた明治時代の写真では平潟湾や瀬戸神社などが一望できたようです。歌川広重らがこれを題材に浮世絵を描いたことによって能見堂は広く知られるようになったと言います。広場には金沢八景根元地の石柱とともに古い石碑が幾つか残っていました



       少し休んで


 小休止の後、林の続く登り道を少し行くと林の中にポツンとある谷津関ケ谷不動尊近くを通り木々に覆われ涼しい風も吹き抜ける歩き易いボードウオークをしばらく歩くと金沢動物園入口前に到着しました。


 ここで小休止、集合写真などを取り動物園脇の山道を登りシダの谷に向かいました。



シダの谷では名前の通り一面シダが生い茂り、鳥の声やチョウなどさまざま生物が見られました。シダの谷を抜けた後、

     


急な階段を登り、木漏れ日のなかで大きな深呼吸で一息つきました。

写真

   



木々の覆われた涼しい山道をしばらく歩き関谷奥見晴台に到着、遠くに街や八景島など見え清々しい気分になりました。


   

   

     一輪のゆり



    紫陽花も


 しばらく木々の中を歩き急な坂を下ると自然観察センターに到着しました。木々に囲まれ気持ち良い場所でほっと一息つくことが出来ました。丁度12時となり昼食の時間としました。


  昼食後A.H会員の100回参加の表彰式を行い集合写真などを取り六国峠(天園)に向けて出発しました。


 急な坂を上り横浜市と鎌倉市の境を経て天園に到着。伊豆・相模・武蔵・安房・上総・下総の六か国が見えたことから六国峠と名付けられました。沖に大島も見ることができ360度のパノラマ景観を堪能しました。

 
 ここから滑りやすい坂道に注意しながら下り、貝吹地蔵の前を通り、途中花を5輪も付けた神奈川県の花ヤマユリを見ながら瑞泉寺山門に下ってきました。 。



      

 ここより鎌倉の市街地を通り鎌倉宮経て鶴岡八幡宮に到着しました
  



      

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