自然とふれあい        健生ハイキングの会        自然に学ぶ

〜第258回 白馬八方・五龍遠見

 健生MLの皆さん、ハイキングの会の皆さん (健生ハイキングの会) 北アルプス・白馬八方&五竜遠見尾根山行報告

 2019年7月29日(月)〜31日(水)(晴)猛暑、長野県白馬村(丸金旅館.2泊)へ12名(内、女7)で、八方尾根・八方池と五竜遠見尾根の地蔵の頭・自然散策路トレッキングに行って来ました。

 白馬尾根は、過去、4回程、実施していますが、展望と高山植物が素晴らしい人気のコースです。ハイシ―ズンでもあり、往復、特急、「あずさ」を利用。今年はじめての台風が通過後で、猛暑、雷予報も心配でした。

 29日(晴)、ゴンドラを利用し、八方尾根の高度2000m付近の涼しい風を受けながらのハイキングでしたが、期待したアルプスの大展望は、望めませんでした。時折、雲間から残雪の山並みがえると歓声が上がり、登山道際には、数々の高山植物が、黄色、ピンク、白、紫色など、見事でした。下山後は、徒歩で、白馬連峰や五竜岳の絶景ポイントの白馬大橋まで散歩しましたが、山々は、雲の中でした。雪解けの清流や涼しい緑陰のニレ池畔で飼育されている耳の尖ったミミズクにも、再会出来、思い出が蘇った散策でした。

 30日(晴)は、宿から八方ゴンドラ駅まで歩き,ゴンドラとリフトを2回乗り継ぎ、終点・八方山荘前着。ストレッチ体操後、9:20出発。ハイシーズンの為老いも若きも、大勢の人々の行列状態で、霧がかり、展望はなかったものの、時折、涼しい風で心地良かった。
 八方池周辺は、混み合っていたため、第2ケルン迄戻り、昼食。下山のゴンドラが混み合う前に、早目に下山。

 12:50着。午後の予定は、長野冬季オリンピックスキーのジャンプ台見学でしたが、正に、猛暑の炎天下の為、近くレストランで、全員・アイス・ドリンクで、熱気を冷まし、時間調整をしました。ジャンプ台まではのんびり歩き、ほとんどのメンバーがジャンプ台の見学に行き、改めて、ジャンプ台の高さに、驚きでした。
 幸い、ノーマルヒルで、水をまいた後、練習で飛ぶジャンパーの姿を目前で見ることが出来、貴重な体験でした。

夕食は、歴史ある宿の太い木組みの見事な梁の部屋で、私達だけの静かな夕食膳を前に、元気で大自然の中を歩けた事に、カンパイし、大いに話が弾みました。部屋の壁には、力強い筆書の「歳月可惜」の文字が書かれていたのが、印象的でした。

 31日は、帰宅の日、特急の時間が決まっている為、早めの出発。宿の主人にお願いし、車を2台出していただき、五竜ゴンドラ駅へ。お陰で山頂駅・アルプス平へ早めの到着。
 快晴ならば、最高の展望台となるはずの「地蔵の頭」(1676m)も、残念ながら霧の中。湿原、地蔵の池をめぐる自然遊歩道を歩き、アルプス平の自然植物園まで、沢山の高山植物が人の手で育てられ、現在、人気のスポットになっています。
目玉のヒマラヤの青いケシの花、アルプスのエーデルワイスなども見ること出来、山岳の展望は見ることが出来ませんでしたが、沢山の高山植物を見ることが出来、満足でした。

 松本駅14:50発、「あずさ22号」で、各自、帰宅しました。ただ、出発の時、特急「あずさ」は、今年から自由席が無くなり、全員指定席となった為、全員一緒の集合が出来ず、今後の検討課題となった。

健生ハイキングの会(県央地区ネット)(井上精司 記)

 

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特急あずさに乗って

白馬駅に到着へ

30日、ゴンドラとリフトを乗り継いで

兎平着

,

満開のニッコウキスゲ

再びリフトに乗って

八方池山荘に到着

ここから出発

登山客で賑やかだ

登山道にに咲く花タテヤマウツモグサ

イワシモツケ

マツムシソウ

第3ケルンに到着

八方池

記念写真

雪渓を渡る

第2ケルンで昼食

記念写真2

リフトに向かい下り

記念写真3

長野オリンピックジャンプ台にも寄って

ジャンプ台先端から見下ろすと・・・

夕食

乾杯〜

31日はゴンドラで五龍へ

ゴンドラからの眺望

リフトに乗り継いで

地蔵の頭に向かって

地蔵の頭で記念写真

自然公園に下って

自然公園を行く

一休み

自然公園に咲く花 キキョウ

ササユリ

アヤメ

オオバキボウシ

ヒマヤラの青いケシ

エーデルワイス

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