自然とふれあい        健生ハイキングの会        自然に学ぶ

〜第256回南山あじさい山

2019年6月24日(月)。天候は雨。 JR五日市線 武蔵五日市駅に午前9時30分集合。 13名(内男性5名、体験参加4名)参加。

 定刻に集合後、武蔵五日市駅からシャトルバスで南沢あじさい山まで直行した。歩けば駅から40分の道のりを10分足らずで到着でき、雨天の中、大変助かった。 バスを降りて、バス代と入山料を支払い、すぐに南沢あじさい山に入山した。  ちなみに、あじさい「山」といっても、ピークにアジサイが咲いているわけではなく、谷あいの山腹に約一万株のアジサイが咲いている。これは、地元の南澤忠一さんが半世紀にわたり、一人でアジサイを植え続けたみごとな場所である。

 全員、完全防備の雨支度でアジサイを愛でる自由散策に出発。あいにくの雨であったが、そのおかげで人出も少なく、ゆっくりと山内を回ることが出来たのは良かった。 自由散策後、 屋根のある休憩場所で、軽い食事を各自で済ませたのち、「千年の契り杉」と「山抱きの大カシ」という地元で有名な巨木を見るべく、徒歩で出発した。  「千年の契り杉」は、道路から約15分の登りで到達するとは思えないような静かな山あいにあり、幹回りは約8メートル、樹高は約45メートルと高く、神秘的で存在感のある巨木であった。 一方、「山抱きの大カシ」は、樹齢300年以上と言われるカシの大木(ウラジロガシ)で、太い枝を空に広げ、大きな石灰岩の上に力強く根を張った生命力あふれる姿に感銘を受けた。

 その後、ふたたび南沢あじさい山からシャトルバスに乗り、予定時間よりも早い13時過ぎに、武蔵五日市駅に全員無事到着した。雨もようやくあがり、駅構内で雨具を着替えた上で昼食も済ませ、それぞれ早めに家路についた。  行動中はずっと雨に降られたものの、雨の中でも、いや雨の中だからこそさらにいきいきと咲き続ける一万株のアジサイを間近に観るという貴重な経験ができた日となった。
  (曲尾 記)
 

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 集合場所の武蔵五日市駅

バスであじさい山へ

バスであじさい山へ

あじさい山入山手続き

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出発

満開のアジサイ

東屋でオリエンテーション

ピンクのアジサイも

いちめんのアジサイ

散策開始

いろいろなアジサイ1

いろいろなアジサイ2

あじさいに囲まれて

記念写真

千年の契り杉に向かう

千年の契り杉

千年の契り杉を上から

 次は石抱きに向かって

山抱きの大樫

大樫の前で

記念写真2

記念写真3

記念写真3

雨の冴えるアジサイ

雨の冴えるアジサイ2

雨の冴えるアジサイ3

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