〜平成25年10月13日:第165回:沼津アルプス〜

住宅街を抜けて登山口へ。
最初から急傾斜の山道だ。
志下坂峠に到着。カラフルな案内板だ。
一息入れて、志下山へ向かう。
晴天!眼下に沼津の街と駿河湾を眺む。
正面にはこれから向かう鷲頭山が見える。
途中、中将岩と呼ばれる遺跡を通る。
小鷲頭山手前、厳しい登りが始まる。
まだ続く急登。
沼津アルプスの最高峰、鷲頭山山頂の広場に到着。
記念写真。
昼食後、下山。
間もなく厳しい下りが始まる。
途中、韮山方面の眺望。
 岩場の登りが始まる。
尾根に出た。
再び岩場だ。
今度は下り。
しばらく岩場のアップダウンが続く。
大平山手前、ロープを伝わって最後の急登。
大平山山頂に着いた。
最後の下山、多比峠からの緩やかな下り。
帰りは多比のバス停から。

 神奈川健生MLの皆様。
健生ハイキングの会の皆様。


 10月13日(日)前日の夏日とは打って変わって爽やかに澄み切った秋空の下、8名(内女性3名)で沼津アルプス(南行ハーフコース)のアルペンコースを満喫してきました。

 連休の中日とあって混雑を予想していたのですが、意外と交通機関も山も空いていました。

 沼津駅からバスで約15分、はまゆう前で下車すると、東側の正面に徳倉山(象山)がどっしりと腰を据えていました。

 今日の登り口を住宅街を縫って、地元の人に尋ねながら確認し、ミーティングとストレッチを行い、まずは志下坂峠を目指して登り始めました。

 都市部の山にはよくあるとりつきからの急登を、駿河湾から風に乗って聞こえてくるお囃子を背にしながら落ち葉を踏みしめて登っていくと、早速ヤマカガシの可愛らしい子供の蛇が出迎え、一生懸命にくねっていました。

 ススキやアザミの揺れる間を暫く登ると、“さざ波展望台”などのいくつかのビューポイントで駿河湾やすっぴんの富士山の麗姿を眺めつつ、志下坂峠、志下山を越え更にきつい傾斜を越えて、粒あんの卵型の形をした“ぼたもち岩”をなで“中将岩の由来”で暫し昔を偲びました。

 そして今日の難所の一つ、急傾斜の山道をロープを伝いながら乗り越え小鷲頭山に到着しました。頂上からは穏やかな駿河湾。そして北側には秀麗富士の景観が迎えてくれました。

 小鷲津山で記念写真を撮り、いよいよ傾斜のきつい急角度の斜面を注意をして滑りそうになるのに耐えながらやっとこさ最高峰の鷲津山に到着しました。
 頂上にはすでに十数人のパーティ―が駿河湾の穏やかな海に見入っていました。

鷲津山の東側から北へかけては韮山の街並みが眼下に眺められ、その奥には箱根の駒ヶ岳や神山なども望めました。

 ここでちょっと早い昼食をとり恒例のラッキョウを頂いて最後の大平山へと向かいました。

 ロープを慎重に伝いながら多比口峠にザックを置いてアルペンムードいっぱいの連続した岩場を楽しみながら慎重に超え眺望のない大平山に到着しました。

 大平山には三角点があり、おそらく昔は木々が林立していなかったのだろうと思われた。

 また地元の愛好会の人達が作ってくれたカラフルな案内板からは地元の人達の暖かい気持ちが伝わってきました。

 そして、多比口峠に戻り、バス停付近で地元の蜜柑やら蜜柑のジャムを買い込んで全員無事帰路につきました。

次回は10月25日(金)西沢渓谷です。

記:ハイキングの会
 関根 義永

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